アイスランド旅行記③

 

3日目

今日からアイスケーブに行くために1泊2日のツアーに参加しますよ!こいつなんです、私の今回の旅費の大半を占め予算を圧迫しているのは!構わんけど!

アイスランドには1年中入れる人工の氷の洞窟と、冬季しか入ることのできない天然の氷の洞窟があるらしく、後者は首都レイキャヴィクからも離れているから日帰りツアーがなかなかないということで1泊2日のツアーになりました。

前日まで宿泊していたホステルの水回りが結構しんどかったので、結果的にちょうどいいタイミングになったかなと。

 

アイスランド旅行記

hitorigotoindeutsch.hatenadiary.jp

 

初日は移動日的な感じだったのでざっと。

滝とか。

f:id:zasshusan:20200205181605j:plain

f:id:zasshusan:20200205181700j:plain

ブラックビーチとか。

f:id:zasshusan:20200205181751j:plain

青い氷とか。

f:id:zasshusan:20200205181858j:plain

 

2日目にも感じていたことだけれど、地球やばいっすねって。(お前の語彙力がやばい)

今までの私にとって、見渡す限り何もない風景を見る機会は本当に少なかったので、ちょっと不安になるくらい何もなかった。そんな中で、巨大な滝や氷河を見るために集まった観光客やその車はなんだかミニチュアの人形みたいだった。

あと、神話に巨人が登場するのもちょっと納得できるな、とも。

 

4日目
いよいよです。緊張してきました。
氷で出来た洞窟なんてまじで死ぬほど寒いだろうと思い、背中と両太腿にカイロを貼る念の入れよう。(決してカイロが余っていたとかそんな適当な理由ではない)

本当に悲しいことだけれど、脂肪は冷えやすいこれこの世の真理って感じで、タイツとか長い丈のボトムスとかを履いていても、お風呂入る時に服を脱ぐと信じられないくらい太腿冷たくなっていて絶望する。おめぇタイツの防御力0か?って。

今回ばかりは自分がムキムキじゃないことを恨むばかり。ムキムキになったことないから実際あったかいのか知らんけど。

 

アイスケーブに行く前に、いくつか観光スポットを巡ります。

 

〇ダイヤモンドビーチ

f:id:zasshusan:20200205182523j:plain

あたりの薄暗さと、波の荒さがいい感じにこの世のものならざる雰囲気を醸し出していてとてもよかったです。海の色と氷の色がすごく似ているように見えたので、氷が波打っているみたいでなんだか不思議な感じ。ずっと見てられる。寒いけど。

氷みたいな海と、海岸に転がる流氷を眺めながら、やっぱり来世は炊飯器がいいなと思うなどしました。

 

前日は滝多めでお送りしていましたが、今日は氷多めでお送りします。f:id:zasshusan:20200205182559j:plain

ダイヤモンドビーチから少し車で移動したところにある氷河たち。(場所の名前を忘れてしまった…)
生まれてこの方ここまで大きな氷の塊を見る機会がなかったから、自然界に本当にこんなものが存在するんだなぁ、とか、目の前に実物があるのにちょっと信じがたいようなふわふわした不思議な感覚に陥りました。


青とか白とか、冷たそうなものってすごく神秘的で綺麗に見えるのに、ちょっと物悲しく思われるのってなんでなんだろうね。色のイメージとフィクション作品による印象なのかな。

 

〇アイスケーブ
いよいよ!いよいよだよ!!!
ここまでも大分ささる場所を訪れていて満足していたのですが、いよいよ大本命へ。今回は青い氷の洞窟の黒い氷の洞窟に入れるということで、福利厚生抜群か。

 

余談ですが、このツアーで運転手兼ガイド的なことをしてくださっているおじさまが、アイスケーブに行く前に「氷の上にトイレはないから、ここから3時間トイレには行けないよ!これがラストトイレチャンスだよ!!!」って結構必死に言ってたのかわいかった。やさしい。

 

アイスケーブのツアー自体は現地でツアーを主催されている現地ガイドさんにお任せスタイルなので、今まで乗っていた車からアイスケーブツアーの車に乗り換えます。

これがTDSのインディのあれなんです。わかりますか、あのタイヤめっちゃ大きい車高の高いあれです。まさにあんな感じ。車内の揺れもあんな感じ。

ちなみにガイドのおじさまは道なき氷河の上をプロテインバー食べたり、ちょっと手を離したりしながら運転していて100レベ感がすごかったです。旅の途中で助けてくれた人がジムリーダーでした的な。

 

一面真っ白の世界の中にぽつ、ぽつと洞窟があるので素人には何がなんだかわからない世界。なんで場所がわかるのかも、なんで元の場所に帰れるのかもわからなかった。プロはすごい。

 

ということで満を辞してドーーン!

f:id:zasshusan:20200205182712j:plain

 

f:id:zasshusan:20200205182745j:plain興奮していたからか、たくさん写真撮ったはずなのに、全体像が分かるような写真がありませんでした。無能か。いやでも氷の綺麗さが1mmでも伝われば……! 

 

ちなみに黒い氷の方は、天井(で表現合ってるのかな)がかなり低いので(たしか)30mくらいの距離中腰で進んでいきます。これがまた本当に世界ふしぎ発見すぎてわくわくがとまらなくて楽しくて……まあ運動神経皆無+尋常じゃないかたさの体の私は、腰痛くなるし、中腰区間は正直進むのに必死すぎて氷に注目する余裕なかったけれど、本当にいい経験ができました。
中腰区間抜けた先にも黒い氷が少し広がっていて、そこでゆっくり写真を撮ったりできるのでマジで福利厚生が良かったです。ちなみに写真はその中腰区間を抜けた先のものです。

 

 青い氷も黒い氷も、あまりにも綺麗すぎて、宝石みたいでした。鉱物って言われても全然驚かないくら澄んだ色をしているのだけど、触ると当たり前だけど氷だから冷たくて本当に神秘的。地球上にこんなにも綺麗なものが存在していて、それを自分の目で見ることが出来ただけでも生きててよかったなと。
来る前は、綺麗すぎて「ここを死に場所にしたい」とか思うんだろうな〜と思っていたけれど、蓋を開けてみたら真逆でちょっと笑った。どこまでも私は欲深いんだな~知っていたけれど!

ということでこれからも資本主義社会の住人として一生懸命働いて、好きなことをするためにお金を使っていきたいと思います。とりあえず帰ったら一生懸命働きます。

 

 5日目は帰るだけだったので割愛!

アイスランド、旅費はまぁ高いし、物価も高かったけれど、それでも心から来てよかったなと思う素敵な場所でした!サイコー!

 

 

 

アイスランド旅行記②

 

2日目

2日目はあらかじめ予約していたゴールデンサークルとオーロラのツアーに参加しますよ!ということで身支度を整えていざ。

 

アイスランド旅行記

hitorigotoindeutsch.hatenadiary.jp

 

7:30にバスのピックアップがあって、ツアー自体は8:00から。ちなみにめちゃめちゃ寒いんだけど、装備のおかげかそんなに耐えられないほどではないな〜って感じ。ふざけた格好で行く冬のディズニーシーのほうがよっぽど辛いなってくらいです。(フラグ)

 

ゴールデンサークルのツアーは1人1台端末が貸し出され、GPS情報をもとにバスが進むと勝手にその場所に応じた音声ガイドが流れてくる仕様でした。ハイテクか。日本語もあったので日本語の説明を聞きました。
英語とかドイツ語で聞けよってな…いやでもガイドさんは英語で話すしさ…甘ったれたこと言ってごめんて……

 

悲しいかな音声ガイドで色々説明してくれるものの、冬のアイスランド、日が昇るのが遅いので朝8時ごろ、ツアーのはじめの方はまだ真っ暗だから山とかよくわからないっていう。

 

シンクヴェトリル国立公園

f:id:zasshusan:20200205163815j:plain

北米大陸ユーラシア大陸のプレートの間を歩けるレア体験をしました。すごすぎて逆にちょっとよくわからない。
ちょうど日が昇るくらいの時間だったようで、すごく綺麗でした。

 

ガイドさんもしきりに言っていたけれど、この日は本当に天気がめちゃめちゃよくて、気温は低いものの、晴れていて風も雨も雪もないので観光日和でした。まぁ-8度〜4度くらいだったから油断すると即死なんだけどね!

 

〇ストロックル間欠泉

f:id:zasshusan:20200205173041j:plain

写真だけ見るとニチアサの爆発シーンみたいですね。水です。

大体5~10分に1回くらい噴き上がるんだけど、本当に前兆なしに噴き上がってくるから、普通にビビるっていう。
動画撮りながらめっちゃビビってたいら隣で見ていたご夫婦にちょっと笑われました。いやでもあれはビビる。
あと普通にカメラ持ってる手が死にそうになるから気を付けてほしい。

 

〇グトルフォスの滝

f:id:zasshusan:20200205173112j:plain

夏は虹が見れるって話だったんだけど、冬は滝の周り一帯が雪と氷に包まれていてめちゃめちゃ綺麗でした。神秘的。
それにしてもはちゃめちゃに寒い!!!!(フラグ回収)

どうしても装備が薄くならざるを得ない末端から死んでいきます。なんで靴下5重くらいにしてこなかったんだ自分……

 

寒いの苦手で辛くても、それでも来てよかったと思えるくらい全部が綺麗でした。
一旦ゴールデンサークルのツアーを終えてレイキャヴィクへ戻り、夜になったら再びオーロラツアーに出かけます。
今更ですが、私はアホの子なので「ゴールデンサークル」っていう場所があるんだと思っていたのですが、アイスランド観光地をハイライトで巡るそのルートこそがゴールデンサークルだったんだね?
ツアー参加してる途中で気づいて1人で恥ずかしくなってました。説明書読まないタイプか。

 

〇ペルトラン

f:id:zasshusan:20200205173141j:plain

 レイキャヴィクに戻ってから、ペルトランという博物館的なところへ。これが小高いところにあるので、ここからレイキャヴィクの街を一望するなど。
f:id:zasshusan:20200205173220j:plain

本当は入館してここの展望台から見たほうが綺麗なんだろうけど、今回はパス!ということで次!

 

世界一美味しいと噂のホットドック屋さんへ。

(ちなみにこの道すがら私はカメラのレンズキャップがないことに気づき絶望します。)

f:id:zasshusan:20200205173249j:plain

ホットドックは普通に美味しかったです。世界一かどうかはまぁ、食べてみて食べた人がさ、決めることだよ!約470円という値段も含めてそこはね?個人で判断して欲しい。もしかしたらIKEAのホットドック至上主義宗派の人とかもいるかもしれないからね。

ちなみに私はお釣りを間違えられてプチショックを受けたので、皆さん屋台系ではなるべく小さいお金で支払いすることをおすすめします。(海外旅行基本のき)

 

レンズキャップをなくし、お釣り間違えをされてなんとなくむしゃくしゃしたので前日街歩きをしていた時に気になったパン屋さんでシナモンロールを購入。

f:id:zasshusan:20200205173347j:plain個人的にはこちらのほうがめっちゃうまいやん!ってなりました。個人的にはね。

 

さて、一休みして21:00。いよいよ大本命、オーロラツアーだよ!みんな準備はいい?!ちなみに私はオーロラの発生条件に太陽活動が含まれているのを知って、1週間前くらいから色んな太陽神に太陽活動の祈りを捧げたよ!(母親に「太陽神とか我が強そうだから色んな太陽神に祈ったら喧嘩するんじゃない?」と言われました。たしかに。)

 

アーバスのピックアップの時にたまたまお会いした日本人の方が前日にもオーロラツアーに参加していたようで、カメラの設定など色々お話をうかがいながらオーロラスポットへ。車窓からすでに尋常じゃない星空と、信じられないくらい強い月明かりに感動していたのですが、バスが止まっていよいよ降りるという時に、


「あぁ、もう出てんじゃん」

 
ととなりのお姉さん。

 

は?

 

え、なんかあの、待って待って

「ようやくでた〜〜〜〜!!!わ〜〜〜〜!!!!!いえ〜〜い!!」

って感じなんじゃないのオーロラって、そんな簡単に出てるわけ……

 

f:id:zasshusan:20200205173425j:plain

 

で、でてる〜〜〜〜〜〜!!!!

 

まじ2コマ漫画ビビリ倒した。バスが止まる頃にはすでにオーロラが出ていて、肉眼だとわりとぼんやりしているけど、それでもオーロラと認識できる感じに光っていました。

※私の写真技術皆無の拙い写真でお送りしております。


鼻息荒く写真を撮っていると、写真を撮っていた反対側にも大きなオーロラが。
なんかすごいフィーバーしてた。
初対面の、自分の姉より年上のお姉さんに
「フィーバーしてますね!!やばい!!え?生きててよかったウレシーーー!!!」
とか言いながら一緒に写真を撮ったりはしゃいだり。思い返してみると相当やばいやつだな。でもそのくらいのテンションないと多分凍え死んでいたので多分結果オーライ。

 

いや、本当にアイスランドきてよかった……太陽神に感謝……どの太陽神かわからんけどとりあえず私が知ってる範囲は全て……
友人にオーロラを見ることで運を使い切ったかもしれないと話したら、逆にご利益あるのでは?と言われたので、これから私はオーロラの加護を受けたものという自意識を持って生きていくことにしました。強そう。

 

ちなみに気温は-6度だったらしいですが、体感的にはもうちょっと低い感じがしました。今回分かったことは、寒さを凌げるのと暖かいのは別なので、着込んだからと言ってあったかくはならないよねってこと!あたりまえか!でも着こめるだけ着こむの大事!

 

オーロラ観賞を終え、市内に戻る途中で再び強めのオーロラに遭遇。ガイドさんの粋な計らいにより、ボーナストラック付きでした。福利厚生。

f:id:zasshusan:20200205173500j:plain

寒さですべてが限界を迎えた限界写真ですが、綺麗な写真はプロの方々がたくさん撮ってくださるので。へたくそな写真の方がむしろリアリティある気がしてきている。

 

 

 

 

 そんなこんなですでに最高なアイスランド1人旅です。

 

アイスランド旅行記③に続く→

 

 

アイスランド旅行記①

 

遂に。アイスランドに初上陸してきました。
教育実習中に唐突にオーロラが見たくなって、色々と調べる中で「アイスランドいくしかないのでは?(悟り)」となり、今回4泊5日のアイスランド旅行を決行するに至りました。ちなみに一人旅です。海外一人旅はさすがに初めてなので不安がないわけではないのですが、多分死なないから大丈夫。
我ながら旅行に関する行動力はすごいと思うので、ぜひ他のことにも生かしてほしい。


1日目
安いフライトを取ったので、朝がめちゃめちゃ早くて6:35のフライト。コペンハーゲン乗り継ぎでケプラヴィーク国際空港まで。
国際線は2時間前くらいに空港いかなきゃだから、逆算して4時くらいに家を出て…ってことでこの日は3時起床でした。ちなみに朝起きた時点からお腹空き始めるタイプの人間なので4:30に朝ご飯のパン食べました。(どうでもいい情報)

 

11時ごろ、予定より少し遅れてケプラヴィーク空港に到着。11:40のシャトルバスで市内に向かう予定なので、急いで両替をしてバスの方へ。ちなみに通貨は1Iskが大体1円くらいだから比較的計算しやすくて助かる。アイスランドの硬貨、お魚柄でかわいい。

私の推しは1ISK。

f:id:zasshusan:20200205064938j:plain

 

 

空港から市内に向かうシャトルバスの中では、陽気な運転手のおじさんが少し景色の説明をしてくれます。海外のこういう感じ楽しくて好き。
最後、「iPhoneは忘れてくれて構わないが、恋人は置いていかないでくれよ?ハハッ」
みたいなこと言ってたのがめちゃめちゃよかった。洋画の吹き替えとか字幕の影響なのかわからないけど、英語で話す人を脳内でこういう口調に変換してしまうところ、あります。
途中でミニっ子バスに乗り換えて各自の宿泊先の近くまで。

今回はホステル泊だったので、一旦大きい荷物を預けて観光へ。

 

〇ハットルグリムス教会

f:id:zasshusan:20200205062836j:plain

〇ハルパコンサートホール

f:id:zasshusan:20200205062931j:plain

建物の中も外からの光が反射してすごく綺麗。

f:id:zasshusan:20200205063011j:plain

〇サン・ボイジャー

f:id:zasshusan:20200205063119j:plain

 

など、観光スポット的なところを一通りまわったところでチェックインの時間になったので一旦ホステルへ戻りチェックイン。
レイキャヴィクの街中自体はめちゃめちゃ広いってわけではないので、この辺の観光スポットは歩いて回れました〜歩くの嫌いな人とか雨降ってたりしたらバス乗ってもいいと思う。

 

晩ご飯は前々から狙ってたロブスタースープ

f:id:zasshusan:20200205063158j:plain

 

お店が結構混むという話だったので17時くらいに行って、ゆっくりご飯食べました。いや〜〜まじでうまいな!寒いからスープの類嬉しい。しかも中に入ってるロブスターちゃんがちょっと生っぽくてとろっとしてて本当に美味しい。これだけじゃ足りないよな〜とか思ってたけど全然足りました。優勝。

 

本当はこの日もオーロラチャレンジしようと思っていたのだけど、何せ朝3時起床で体力が限界だったので早めにホステルへ戻り就寝。この日はスーパーでSkyr(クレームブリュレ味)を購入しデザートにさせていただきました。精神がデブなので疲れていてもデザートはしっかり食べる。

f:id:zasshusan:20200205063228j:plain

 

 

 

〇今回の装備
今回はオーロラみたり、icecaveのツアーに参加したりする予定なので、(自分的)激強メンバー揃えました。

 

  • ヒートテック超極暖
  • トップス(うすめのフリースや薄手のハイネックニット)
  • ウルトラライトダウン(長袖)
  • アウター(ロング丈フード付き、内側にダウンのライナー付き)
  • ヒートテックウォームイージーパンツ
  • ヒートテックタイツ
  • 靴下
  • 簡易スパイク

いや、ユニクロ信者か。防寒に関してはユニクロパイセンに絶大な信頼を置きすぎか。

ここにカイロとかマフラー、手袋などの防寒具を追加していく形をとろうと思います。
パンツと靴は事前に防水スプレーを塗ったくりましたが、実際に水をはじいてくれるかは謎です。

正直天気を見てもマイナス2度とか(多分)体験したことがないから想像できなくて、どの程度の装備をしていけばいいのかわかりませんが、今回はこれで戦っていこうと思います。

 

②へ続く→アイスランド旅行記② - 大きなひとりごと

 

生まれて初めてバレエを鑑賞してきました。

 

生まれて初めてバレエを鑑賞してきました。

で、あまりに興奮したというか、そう、めちゃめちゃに興奮しているので、今のこの尋常じゃないほどに気持ち悪いテンションを残しておきたいなと思って、家に帰って化粧を落として、シャワーを浴びて、PCを立ち上げ今に至ります。(現在23時)

 

今まで自分にとってバレエってあまり縁がなくて、イメージとしては女の子が幼少期にやりがちな習い事、すごく綺麗だけど、すごく厳しくてちょっと怖そうな世界って感じ。(※尚全て私の偏見)

そういうイメージが強かったから、正直幼少期から、バレエ習ってる子ってなんでそんなにつらい思いしてまでバレエ続けられるんだろうって思う部分はあったし、謎の壁を勝手に作って、自分にとっては敷居の高いものとしてきていました。

 

ここまで回想。本題はここから。

 

実際にバレエを鑑賞して、まず、一幕が終わって休憩に入った段階でちょっと息切れする程度には興奮していました。(すでに気持ち悪い) いや、あの、息をのむような状態がずっと続いて、その緊張感から解き放たれたときに一気に力が抜けたような感じ。〈ま、私は水一気飲みしても息切れするタイプの人間だからね!)

何に一番驚いたって、これまで人間の肉体美的なことを感じることってなかったのだけれど、純粋に人体めちゃめちゃ美しいなと思ったこと。筋肉ってめちゃめちゃ綺麗なんですね、ボディビルの世界があるのもわかった気がする。

本当にバレエについての知識が皆無なので、ひたすらに語彙力を失って「すごい、、、」とうわごとのようにつぶやくことしかできなかったのですが、動作のすべてが美しくて、明らかに人体の構造上おかしくない?っていう動きをしているはずなのに、あるべき場所にあるべきものが収まっていくような気持ちよさがありました。

なんかあの、高い家具とか、高い車の収納とかで、すごく静かにゆっくり開閉するものってあるじゃないですか、高いものほど大きな音をたてたり激しく動いたりせずに、どこまでもエレガントに永遠に開閉していたくなるような動作をするものがあるじゃないですか、そういう気持ちよさです。(伝わらない)

そして多分プリマの方だと思うのだけど、一番メインの男性ダンサーの方の踊りが、なんていうか「水を得た魚」って感じ、最高に生き生きしていて、あんなふうに自分の思いどおりに体を操って、何かを表現できたらそれはそれは気持ちがいいんだろうなとみている側に思わせるような踊り方で、恋かな?って思うくらい目で追ってました。

 

で、どうしてこんなに私が興奮しているかって、多分理由は2つあって、1つ目は純粋に今まで自分が触れてこなかったこんなに素敵な世界があったんだっていうことを知れたこと。旅行とかなんでもそうだと思っているけれど、「ハマる」ものに出会える瞬間、たとえそれがその時限りのものだったとしても、ものすごく心を動かされるものに出会えること自体が本当に幸せなことだし、人生って感じするなって思います()

2つ目も多分1つ目と少し関係していて、何かしらの経験を通して、「自分もこれがしたい」と思わせられるような人を本当に尊敬するし、そうやって与えられた影響が自分の行動原理になっているなということに改めて気づかされたこと。例えば今日、私がバレエダンサーが躍るのをみて「いいな」と思ったこと。他にも、好きな歌手の曲を聴いて無性に歌いたくなったこともあるし、先輩や同輩の演奏を聴いて、自分も楽器を演奏したくなることなんて腐るほどある。普段聴いていなくても、実際にオーケストラ聴くとやっぱりいいなって未だになるし。

全部私にとっては同じようなことで、実際それを行動に移すかどうかは度外視して、そう思わせてくれる何かに出会えることが自分にとってはすごく価値のあることで、そういうものを何かへの活力にして行動しているんだろうなと改めて思って、基本人生つらいって思っているけど、こういうところだけちょっと好きだなと思うなどしていました。だから、できることなら自分もそういう影響を与える側になれたら素敵だなと思いますよね、というか最終目的地かもしれないですね(遠い目)

 

まぁそんなこんなでバレエ、今の自分にとってすごく良い経験になりました。

少なくとも、自分の中のバレエに対するイメージは変わったし、もっと色んなことを知りたいし、みたいなと思いました。やっぱりあの、何も知らずにとやかく言うの良くないなって思いました。反省。

 

 

(勢いに任せて思ったことから書いていったはいいものの、私の脳内会議、論理の飛躍と論旨のすり替えが激しすぎてもはや連想ゲームの域だな。)

 

 

 

コペンハーゲン旅行記②

 

2日目です。

 

1日目↓

hitorigotoindeutsch.hatenadiary.jp


今回はホステルに宿泊しました。初日はホステルに帰るのも遅かったし、ゆっくり写真を撮る時間もなかったので、2日目の早朝に写真撮ったり、誰もいない共有スペースで好きな音楽を聴いたりしていました。さいこうでした。

 

f:id:zasshusan:20191123171754j:plain

f:id:zasshusan:20191123171836j:plain

私は今回の旅行が初ホステル泊でしたが、自分が比較的どんな環境でも眠れる人間且つ潔癖でないというのは、こういうときに便利だな〜と思います。

(※今回のホステルは清潔感があって静かな場所でした)

 

そして朝ごはん。

 

f:id:zasshusan:20191123171918j:plain

 

初日はストロイエとチボリ公園しか行けなかったので、2日目はコペンハーゲン市内をゴリゴリ観光していきます。ちなみに帰りのバスは14:00くらい。(何が言いたいかわかるな?という顔)

 

さて。まずはコペンハーゲンの超絶有名人であるあの方にご挨拶を。

 

f:id:zasshusan:20191123172003j:plain

ということで世界三大がっかり像の人魚姫にお会いしてきました。がっかりするかしないかは捉え方次第なので行ってみてください(投げやり)

ちなみに、狙ったわけではなかったのですが、たまたま人魚像を見に行った日がディズニーキャラクターのアリエルのスクリーンデビュー日で、不思議な巡り合わせを感じるなどしていました。

 

個人的な感想としては、観光客がいすぎてがっかりも何も、必死にポジション取りをしていい感じの写真を撮ったら早急に撤退するという作業感が強かったなという感じ笑

ただ、人魚姫の物語を思い出してみても、人魚像がものすごく大きかったり、豪奢だったりしたらそれはそれで解釈違いだよな、と思うので想像していたよりも私は好きでした。

  

人魚像から歩いてデンマークデザインミュージアムへ。
26歳以下?未満?は無料で入れます。

 

 

 

f:id:zasshusan:20191123172042j:plain

f:id:zasshusan:20191123172126j:plain

f:id:zasshusan:20191123172427j:plain

大量の椅子が展示されていることで有名ですが、個人的にはロートレックの作品がたくさんあることに驚きました。こんなところで会えるとは。

 

f:id:zasshusan:20191123172508j:plain

 

続いて、12:00からアマリエンボー宮殿で行われる衛兵交代の儀式へ。

あの、これは見ている人の動きも本当に面白いのでぜひ両方見てほしい。

衛兵が来るときに警察官がその周囲を警備しているのだけど、その警察官の外側にぐわぁぁっと人の群れがついて回っていて。それでいて、衛兵交代の儀式は割と長い時間行われるので、一回目の山場のようなもの、が終わると7割くらいの人がいなくなるっていう。

ブームのモデル化でも見ているような気持ちになれます。

儀式についての感想を書けという声は聞こえない

  

f:id:zasshusan:20191123172543j:plain

かく言う私ももれなくその一人なので、儀式が終わるのを待たずに、足早にニューハウンへ。

お気づきだろうか、帰りのバスの時間は14:00、12:00からの衛兵交代の儀式をみて、そこからお昼ご飯を食べて、ニューハウンをみて帰ろうとしているわけなので…

 

(時間なくね?)

 

今更です。もうここからはタイムアタック
いや割とまじで走る勢いだった。

 

f:id:zasshusan:20191123172621j:plain

f:id:zasshusan:20191123172736j:plain

 

ニューハウンにもクリスマスマーケットができていて、皆さんお昼から元気にグリューワイン飲んでいました。寒いところで飲むあったかくてあまいお酒、最高ですね。

お昼ご飯を食べた後は、軽く写真を撮ったりして(どんなに急いでいても写真タイムは取る)バス乗り場へ。ちゃんと間に合いました。

 

 

最終的にせわしなくなってしまった今回のコペンハーゲン旅行でしたが、本命のチボリ公園のクリスマスにも行けたことだし、大満足!

やっぱり旅行楽しいね~~~!

 

ということでまたどこかへ行ったときはブログ書きます。

 

(多分)

 

 

 

 

 

コペンハーゲン旅行記①

 

週末にコペンハーゲンへ行ってきました。

ということで備忘録。

 

朝8:25のバスでコペンハーゲンに出発……する予定が。さすがドイツ。
1時間半の遅れ。まじか。まぁでもそうだよね。

私も少しずつドイツの生活に慣れてきたのか、謎に納得してしまいました。

 

電光掲示板に変更時刻が表示されていたのですが、心配だったので一応窓口に行って、「このバスのチケット持ってるんだけど、出発の時間変わった…?変わってる……?よね?」と聞いたところ、「遅れるんだ、ごめんよ。これあげるから…」とバウチャーチケットをくれました。

 

やった~~!ちょろい人間なのでこういうのもらうとすぐ許しちゃう。

 

 

f:id:zasshusan:20191118233950j:plain

チケットでプレッツェルとジュースを貰い、暇つぶし。
結局予定の時刻から2時間?くらい遅れて出発しました。

 

歯が欠けても懲りずにかためのパン食べます。プレッツェルおいしい。

f:id:zasshusan:20191118234103j:plain

 

Flixbusは座席が結構広いし、車内Wi-Fiあるし、トイレもあるし、かなり快適です。(主観)
バスは2時間ちょっと走った後、まるごとフェリーの中へ。フェリーには1時間弱?くらい乗りました。フェリーに乗り入れた後は到着までフェリーの中を自由に動き回ることができるので、のびのび過ごせます〜たのし〜!


電車でドイツからコペンハーゲンに行くときにフェリーに乗るのは知っていたけれど、やっぱりバスでもそうなんだ!と謎の感動。

ちなみにフェリー内は小さな空港みたいな感じでした。

 

デンマークに到着し、再びバスに戻ると入国審査?的なものが。ただパスポートを見せるだけの簡単なチェックでした。

 

そこからさらに2時間弱走って、ようやくコペンハーゲンに到着。
バスの遅れにより予定より2時間程度遅く、16:15くらいにコペンハーゲンに到着したのでもう外は真っ暗。さすが北半球(?)

 

早速今回泊まるホステルにチェックインをして荷物を置き、目抜き通りのストロイエで軽くお買い物して、大本命ののチボリ公園へ。

 

そう。何を隠そう、今回のコペンハーゲン旅行は、私がクリスマスのチボリ公園に行きたいがために友人を巻き込んで企画したものなのです。

チボリ公園について説明すると結構長くなりそうですし、私自身詳しいわけではないので割愛。ただ、めちゃめちゃ歴史があってディズニーとも深い関係のある遊園地です。

 

さて、私の語彙力ではクリスマスのチボリ公園の魅力はプレゼンできないので、ここからは写真で(#ブログとは)
暗い環境でも綺麗な写真が撮れるマンになりたい。

 

 

f:id:zasshusan:20191118234250j:plain

f:id:zasshusan:20191118234323j:plain

 

雨が降っていたので、写真がエフェクトかけたみたいになりました。

 

f:id:zasshusan:20191118234528j:plain

f:id:zasshusan:20191118234407j:plain

 

全力で友人に力説していたのですが、クリスマスのコペンハーゲンの街中も、チボリ公園も、あまりにロマンチックが溢れすぎていて、こんなところに恋人と来た日には幸せすぎて死んでしまうし、その人ともしも別れるなんてことになったら、一生それ以上のクリスマスが過ごせないんじゃないかと思うくらい本当に素敵です。


というわけでカップルはプロポーズする覚悟でクリスマスのコペンハーゲン行ってくれ~~~~!!!

 

 

そんなこんなで1日目は終了です。
到着が遅れた割には充実していたな〜という感じ!翌日のお昼過ぎにはハンブルクに戻らなくてはですが、元気にゴリゴリに観光するぞ〜

 

既にハチャメチャに楽しくて、また来たい街になりました。

物価はめちゃ高いので、富豪になって出直せってことかな~!

 

 

つづく

hitorigotoindeutsch.hatenadiary.jp

 

 

 

 

 

歯が欠けたのでドイツの歯医者さんへ行ってきました。

 

突然ですが、歯が欠けました。

 

何事?

 

今まで
エスカレーターで転んで膝を5針塗ったり、
旅行先でスーツケースの鍵をなくし、鍵そのものを壊したり、
旅行中にバチカン市国で貧血起こしかけて倒れかけたり、
etc……

 

様々なことをやらかしてきた身ではありますが、歯が欠けるのは初めてのことです。

 

まぁ厳密にいうと、欠けたのが歯そのものなのか、詰め物なのかはわかりませんが、とにかく歯の一部が欠けました。

原因と時期は未だ謎なのですが(思い当たる節は割とある)、ある日
「なんかこの歯一部足りなくない?」
ということに気づきまして、はじめはそのまま放って置こうとしていたのですが(何故)、ネット等で「歯 欠けた」で検索をかけていたところ早急に歯医者さんへ行ったほうがいいとのことでしたので(当たり前です)歯医者さんの受診を決心しました。

 

とはいえ、私のドイツ語力は案の定ばぶちゃん。どうするか……と思いつつ、色々と検索をしていたところハンブルクには日本人対応の歯医者さんがあるとのことで、今回はそちらへ行ってきました。

 

流れとしては日本と同様、電話で予約、その際に診察の日程を決めて、当日病院に直接行き診察を受けるだけ。
予約の電話も日本語で対応していただくことができ、症状を伝えることができるので安心でした。
「留学してるんだからドイツ語話せや」という鋭すぎるツッコミが聞こえてきそうですが、病院系のことはよく理解できないまま進むと怖いので、(治療内容も、薬関係もお金のことも……)
という盛大な言い訳をかましておきますね。

 

当日。
まず受付で自分がドイツで加入している保険カードを渡し、待合室で少し待ちます。
今回受診した歯医者さんはドクターの奥様が日本語堪能な方で、その方と一緒に問診票を埋めて、いざ診察室へ。

 

日本の歯医者さんと一緒だな〜なんて思いながら椅子に座り、椅子が倒され、はじめに簡単なチェックと歯の状態を確認したところ、結局歯は1/4くらいかなりしっかり失われていました。

失われた歯の行方が非常に気になるところではありますが、知らないほうが幸せなことも世の中にはあると思うので考えるのをやめました。

 

歯の状態の説明を受けた後、

「はい、じゃあ麻酔するからね~」

と言われ、訳も分からないまま天井のモニターに映るアザラシを見ながら

 

(え、でもこんだけかけてるってことは今回型とって次回埋めることになるんかな…)

(麻酔するって何、結構問題あるんか?)

(あでも治療するときって普通麻酔するのか?)

 

困惑する自分の脳内

そして視界には針とアザラシ

 

カオス。

なんとも異様な光景でした。

 

結局のところ、欠けていた箇所に発生していた虫歯を削り、欠けた箇所を埋めていただくことができたので、治療は無事今回で終了いたしました。

麻酔がかなり効いていたので、治療の痛みはなくて、むしろ麻酔の後遺症の方が辛かった…

 

費用についても、今回の治療は全てドイツで必ず加入しなくてはいけない健康保険の適応範囲内だったので、その場では一銭も払わずに治療を受けることができ、「留学先で歯が欠ける」というハプニングにしては相当平和に解決できたのではないかなと思います。

(こうやって、ね、とりあえず丸く収めておこう。)

 

 

いやでも冷静に、留学先で歯が欠けるって……あまりにも話題性に富みすぎていて、自分でもネタかと思いました。

日本でもそんな経験ないわ…

 

皆様もドイツへいらっしゃる際には歯が欠けぬようお気をつけを。
かたい食べ物、たくさんありますからね。

 

 

 

 

(普通は欠けない)