生まれて初めてバレエを鑑賞してきました。

 

生まれて初めてバレエを鑑賞してきました。

で、あまりに興奮したというか、そう、めちゃめちゃに興奮しているので、今のこの尋常じゃないほどに気持ち悪いテンションを残しておきたいなと思って、家に帰って化粧を落として、シャワーを浴びて、PCを立ち上げ今に至ります。(現在23時)

 

今まで自分にとってバレエってあまり縁がなくて、イメージとしては女の子が幼少期にやりがちな習い事、すごく綺麗だけど、すごく厳しくてちょっと怖そうな世界って感じ。(※尚全て私の偏見)

そういうイメージが強かったから、正直幼少期から、バレエ習ってる子ってなんでそんなにつらい思いしてまでバレエ続けられるんだろうって思う部分はあったし、謎の壁を勝手に作って、自分にとっては敷居の高いものとしてきていました。

 

ここまで回想。本題はここから。

 

実際にバレエを鑑賞して、まず、一幕が終わって休憩に入った段階でちょっと息切れする程度には興奮していました。(すでに気持ち悪い) いや、あの、息をのむような状態がずっと続いて、その緊張感から解き放たれたときに一気に力が抜けたような感じ。〈ま、私は水一気飲みしても息切れするタイプの人間だからね!)

何に一番驚いたって、これまで人間の肉体美的なことを感じることってなかったのだけれど、純粋に人体めちゃめちゃ美しいなと思ったこと。筋肉ってめちゃめちゃ綺麗なんですね、ボディビルの世界があるのもわかった気がする。

本当にバレエについての知識が皆無なので、ひたすらに語彙力を失って「すごい、、、」とうわごとのようにつぶやくことしかできなかったのですが、動作のすべてが美しくて、明らかに人体の構造上おかしくない?っていう動きをしているはずなのに、あるべき場所にあるべきものが収まっていくような気持ちよさがありました。

なんかあの、高い家具とか、高い車の収納とかで、すごく静かにゆっくり開閉するものってあるじゃないですか、高いものほど大きな音をたてたり激しく動いたりせずに、どこまでもエレガントに永遠に開閉していたくなるような動作をするものがあるじゃないですか、そういう気持ちよさです。(伝わらない)

そして多分プリマの方だと思うのだけど、一番メインの男性ダンサーの方の踊りが、なんていうか「水を得た魚」って感じ、最高に生き生きしていて、あんなふうに自分の思いどおりに体を操って、何かを表現できたらそれはそれは気持ちがいいんだろうなとみている側に思わせるような踊り方で、恋かな?って思うくらい目で追ってました。

 

で、どうしてこんなに私が興奮しているかって、多分理由は2つあって、1つ目は純粋に今まで自分が触れてこなかったこんなに素敵な世界があったんだっていうことを知れたこと。旅行とかなんでもそうだと思っているけれど、「ハマる」ものに出会える瞬間、たとえそれがその時限りのものだったとしても、ものすごく心を動かされるものに出会えること自体が本当に幸せなことだし、人生って感じするなって思います()

2つ目も多分1つ目と少し関係していて、何かしらの経験を通して、「自分もこれがしたい」と思わせられるような人を本当に尊敬するし、そうやって与えられた影響が自分の行動原理になっているなということに改めて気づかされたこと。例えば今日、私がバレエダンサーが躍るのをみて「いいな」と思ったこと。他にも、好きな歌手の曲を聴いて無性に歌いたくなったこともあるし、先輩や同輩の演奏を聴いて、自分も楽器を演奏したくなることなんて腐るほどある。普段聴いていなくても、実際にオーケストラ聴くとやっぱりいいなって未だになるし。

全部私にとっては同じようなことで、実際それを行動に移すかどうかは度外視して、そう思わせてくれる何かに出会えることが自分にとってはすごく価値のあることで、そういうものを何かへの活力にして行動しているんだろうなと改めて思って、基本人生つらいって思っているけど、こういうところだけちょっと好きだなと思うなどしていました。だから、できることなら自分もそういう影響を与える側になれたら素敵だなと思いますよね、というか最終目的地かもしれないですね(遠い目)

 

まぁそんなこんなでバレエ、今の自分にとってすごく良い経験になりました。

少なくとも、自分の中のバレエに対するイメージは変わったし、もっと色んなことを知りたいし、みたいなと思いました。やっぱりあの、何も知らずにとやかく言うの良くないなって思いました。反省。

 

 

(勢いに任せて思ったことから書いていったはいいものの、私の脳内会議、論理の飛躍と論旨のすり替えが激しすぎてもはや連想ゲームの域だな。)